ビックカメラ 2012年福袋 羽毛ふとん袋【梅】9,980円。
生毛工房の製品が届いた。
なまげこうぼう、ではない。うもうこうぼう、である。
生毛工房の製品はビックカメラ.comで取り扱われているが、
この福袋の製品と合致する物は見つけられない。
また、生毛工房の公式サイトにも掲載されていない。
内容は、掛け布団・枕・前記二点のカバー・バスマットだった。
タグの製品名にはE301-S-FUKとある。
FUK=FUKU=福袋だとすると、
福袋用に生産されたロットなのかもしれない。
ビックカメラ.comではダウンの割合が90%を超える物ばかりが売られているが、
こちらは85%とやや少な目。
充填物重量1.3kgで冬用のようだ。
使用されている羽毛はホワイトダックダウン。原産国は不明。
一概には言えないが、基本的には
マザーグース>ホワイトグース>シルバーグース>ホワイトダック>(シルバー)ダック
の順に高品質と言われているので、
生毛工房の下位グレードの製品という事になるだろう。
羽毛布団の定価は15,800円のようだ。
各所で日本製という言葉が強調されている。
枕も羽入りで、こちらは980円と比較的安価。
ビックカメラ.comでもビック特価扱いで同額で販売されている。
掛け布団カバーと枕カバーのセットが4,980円。
ビックカメラ.comでこれと同じ製品は見つけられなかった。
バスマットは1,280円。
この製品名の末端にもFUKの文字がある。
福袋用??
掛け布団 : 15,800円
羽枕 : 980円
カバーセット : 4,980円
バスマット : 1,280円
合計 : 23,040円
数字の上では価格の二倍以上の価値がある事になるが、
あまり当てにはならないだろう。
参考まで、ニトリで販売されている12,900円の
立体キルト羽毛ふとん シングル(S-113 S)は
フランス産ホワイトダックダウン80%フェザー20%で
充填物重量1,0kgである。
ただし、ニトリ製品は洗濯OKを唄う謎仕様なので
安易に比較するのは難しいかもしれない。
総評として、布団カバーのデザインを選べないというリスクに無関心であれば、
なかなかお買い得な福袋と言えるかもしれない。
カバーはシンプルな無地なので、不快に思う者は少ないだろう。
枕もバスマットも実用的だ。