東芝 日本製 microSDHC 32GB class4
バルク品(外箱なし)アダプターなし(ミニケース・PE袋入)
ジーフォーにて購入。
microSDHCはカードケースに入っており、
それをチャック袋に入れた上から
更に気泡緩衝材を巻きつけ、
納品書と共に茶封筒に入れて発送される。
ポストに投函される。
カード表面。
C32G JAPANと刻印されており、TOSHIBAの文字は無い。
写真では上手く写せなかったが、
裏面は緑色でパターンがはっきりと確認出来る。
刻印されている文字は「1112 CP7146K」
中央左辺りに「3I」と思われる文字が見えるが
詳細は分からない。
amazonのmicroSDHCランキングで
2011/12/26現在一位に君臨している製品だ。
なんとマーケットプレイスのみでの販売にも関わらず、である。
偽物を掴まされる事を危惧して
他の製品に客が流れそうなものだが、
そうならないなりの魅力がある。
販売店であるジーフォーの説明によると、
日本製チップを使用し、かつ日本組み立てであるとの事だ。
日本製品神話を語るつもりはないが、
日本組み立ての製品は比較的検品工程が厳しく、
低品質な固体を掴まされる可能性が低い。
また、東芝バルクで日本製チップという事はおそらく東芝NANDを用いているのだろう。
シュリンクが進んでいる事もあって低品質なNANDは避けたいところだし、
東芝NAND使用というのは朗報と言える。
もっとも、これらを検証・確認するのは非常に難しく、
謳い文句を妄信してしまうのは危険だとは思うが。
これらの謳い文句に最後の一押しをするのが、
バルク品にも関わらず1年間の保証が付くという点だ。
破損や水濡れといった過失による故障以外であれば
交換に応じるというのだ。
それだけ品質に自信があるのだろう、と受け取るか、
それだけ仕入れ値が安いのだろう、と受け取るかは各々の判断によるが。
一応ベンチマークを試してみた。
使用したカードリーダーはcsytheのコンパネ5号である。
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CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]
Sequential Read : 18.790 MB/s
Sequential Write : 5.301 MB/s
Random Read 512KB : 17.548 MB/s
Random Write 512KB : 0.689 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 1.960 MB/s [ 478.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.006 MB/s [ 1.6 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 2.026 MB/s [ 494.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.007 MB/s [ 1.7 IOPS]
Test : 1000 MB [J: 0.0% (0.0/29.9 GB)] (x2)
Date : 2011/12/24 0:42:39
OS : Windows 7 SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
正直なところ、スコアはあまり芳しくない。
スコアだけを見るのなら、
他に購入の選択肢はあるように思う。
東芝製ないし日本製に拘りたいという人で、
かつジーフォーを信頼しても良いという人は
購入を検討しても良いかもしれない。
基本的にはDAP等、読み込み用として使うのが良いだろう。
デジカメの連写やHD動画撮影といった用途には向かない。
Check Flashも実行してみた。
検証に4時間半もかかるので試される場合にはご注意を。
不良は見られなかった。
読み込みの安定性にも問題は無いようだ。
東芝 日本製 microSDHC 32GB class4 バルク品(外箱なし)アダプターなし(ミニケース・PE袋入)
尚、マーケットプレイスに複数の店舗が出品しているようだが、
1年保証が間違いなく付くのはジーフォーのみである。
(保証について触れている「商品の説明」部分の名義がジーフォーであるため。)
ショッピングカートに商品を入れる際には留意されたい。
価格差等の理由で他店舗で購入する場合は、
同様の保証が受けられるとは限らないので
事前に問い合わせる事をお勧めする。
*追記 相性問題を確認
再現性のある相性問題を確認した。
コンパネ5号にこの製品を直挿し、
大き目のデータの書き込みを行おうとすると
途中でPCがmicroSDHCカードを見失ってしまう。
刺し直すと認識するが、何度繰り返しても同じ現象が発生する。
不良領域の再確認を行ったものの正常であり、
完全なフォーマットも実行してみたがそちらも問題なく完了。
再度大き目のデータを書き込むと、はやり同じ不具合が発生する。
面白いのが、microSDHCスロットに直挿しせずに
SDカードアダプタを使用してSDカードスロットから書き込みを行うと、
何故か成功してしまうという事だ。
ちなみにTranscendのTS32GUSDHC4Eではこの現象は起きない。
よくわからない相性問題だ。
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