テンキー・ファンクションキーレスでコンパクトながら
フルサイズキーボードと変わらないキーピッチを確保しており、
タッチ感も良いため中毒者続出!との噂の
Happy Hacking Keyboard Lite2を購入してみた。
現行モデルはUSBタイプのみとなっているが、
楽天のFILCOキーボードショップでPS/2タイプが
3,980円という特価(送料込み)で売られていたため、
衝動買いとまではいかないものの、それなりの勢いで購入に至った。
USBタイプはBIOS画面に入れず不便なのだ。
ちなみにオマケとしてパームレストまでついていた。
特価品に購入特典はつかない場合があるという話だったのだが、
おそらく一部の激安キーボードに限った事なのだろう。
ありがたいことだ。
早速だが使用感について。
噂どおり、タッチ感については
メンブレン方式にしては良いという印象を受けた。
キー配置は少し特殊だが直ぐに慣れた。
ファンクションキーはそれほど多用しないので
なくても支障がないし、
数字入力はテンキーを使わないので関係なし。
しかし、Delキーがないのには少しばかり困った。
例えばDAWでオブジェクトを削除する際、
オブジェクトにマウスカーソルを合わせて
クリック後にDelキーを押すわけだが、
その際にいちいちFnキーとBSキーを同時押しせねばならない。
これがなかなかに手間なのだ。
これについては、BSキーによる削除に対応していない
アプリケーション側に問題があるような気がしないでもないが・・・。
スイッチ操作でBSキーをDelキーに変更する事も可能だが、
文章入力の際にBSキーを多用するので
BSキーを無くす事も避けたい。
どうやら私の環境において、Delキーは必要なものであったらしいのだ。
いつもは無意識に操作しているだけに、
今まで気づく事ができなかったようだ。
今までは何処ぞの量販店で二千円ちょっとで購入した、
ノーブランド?のフラットタイプコンパクトキーボードを使っていた。
Happy Hacking Keyboard Lite2より縦に1.5cm長いだけで、
キーピッチはフルサイズと同様。
タッチ感こそノートPCそのものという
あまりよろしくない代物であったものの、
テンキー以外は全て揃っており不自由していなかった。
しかもPS/2、USB共に使用可能なコンバーチブル設計。
安物だと思っていたそれの本当の価値に気づかされ、
なんとも言えない気分になってしまった。
用途に合った道具を選ぶ。
基本的なことではあるが、
試してでもみない限りこれがなかなか難しい。
Happy Hacking Keyboard Lite2は良いキーボードだが、
使う人を選ぶ道具だ。
購入前には十分に吟味されたい。