2012年4月20日金曜日

アテローマ(粉瘤腫)切除

形成外科にて、小さな皮下腫瘍を二箇所切除した。
胸に出来た1cm未満のアテローマ(粉瘤腫)と
耳たぶに出来た5mm未満の皮下柔腫瘍らしきもの。
耳たぶの腫瘍らしきものについては
アテローマかどうか怪しいと診断の段階で言われていたのだが、
徐々に大きくなっている気がしていたので
ついでに切除していただいた。
総費用は二箇所で17,594円。
ちなみにこれは手術前の血液検査と
切除した腫瘍の検査料込みでの金額だ。
切除部位が小さかったおかげだろうか。
安く済んだ方だと思う。

治療方法は木の葉型に切って縫合する
一般的な切除方法だ。
最近ネット上でよく見る「くり抜き」は再発の危険があるとかで
先生はやらないとおっしゃっていた。

私は麻酔が若干効きにくい体質なのだが、
先生に何度か追加で麻酔を打っていただいたおかげで
全くと言って良いほどに痛みを感じずに治療を終える事が出来た。
切除部位が小さかった事もあるかもしれない。
術中はジャキジャキと自分の身体が切られる音がして
精神的にかなりくるものがあったが、
それも五分に満たない実に短い間だけだった。
麻酔注射は針がとても細いらしく
僅かにチクリとする程度で、痛いというほどのものではない。
昔、大きな手術をした時に打った筋肉注射とやらは
声が出るほと痛かったものだが。
不安に思っていた自分が馬鹿らしくなってしまった。

おそらくこのページを見ている人は
これからアテローマの除去を予定しているのだと思うが、
腫瘍が小さな人は全く不安に思う必要は無い。
切られている感覚すら無い。
縫われているかも分からない。
何も感じない。
ジャキジャキと切る音だけが不快なはずだ。
万一僅かでも痛みを感じるような事があれば
早目に先生に申告すると良い。
追加で麻酔を打ってくれる。
腫瘍が大きな人は・・・他のサイトを廻って見た感じでは
残念ながら結構な苦痛を伴う場合があるようだ。
アテローマは育てず早目に切ってしまった方が良いかもしれない。

<追記>
アテローマ切除より約一ヶ月が経過した。
耳の方は一部硬化しているだけであまり目立たない傷跡になってくれたが、
胸の方はケロイド化して真っ赤に膨れ上がり、非常に目立っている。
服で隠れる場所なのが幸いだが・・・。
顔面等、目立つ場所にアテローマらしき物が出来てしまった時、
医者から抗炎症剤を服用して暫く様子見する事を勧められる場合があるらしい。
切除部位は小さいほど良いのは確かなのだが、
切らずに済めばその方が良いに決まっている。
アテローマは急激に大きくなるものではないので、
一見して明らかなアテローマの場合を除いて、
即切除という判断はお勧めしない。