Cintiq 13HD DTK-1300/K0
2013年4月にWacomから発売された液晶ペンタブレットである。
性能、利便性は各所のレビューで概ね語り尽くされているようだが、
私の気になる要素、即ちランニングコストについて
情報が見当たらなかったためWacomにメールで問い合わせてみた。
数日後に返答が得られたが、その内容は好ましいものではなかった。
Q:旧製品よりガラス硬度は上がっているのか?
A:提供出来る情報が無い。ご了承。
つまり「言えない」という事であり、
旧製品と同等か、それ以下と考えて良さそうだ。
仮に旧製品と同等であった場合、
磨耗して尖った芯で傷が付いてしまう事を考えれば
せいぜい高く見ても3H程度であろうと思われる。
耐擦傷性はもっと気になるところだが、
解答が得られないのは目に見えて明らかなので
質問しなかった。
Q:ガラスの交換費用はお幾ら万円?
A:発売から間もない事もあり交換事例が無い。
費用わからない。申し訳。
正確な費用は製品を預かった後に教えるとの事。
なにそれこわい。
ちなみにガラスは上ケース部分と共に交換を行うとおっしゃっていたので、
実は完全な一体型でパネルごと交換するしかない
なんて事にはならない模様。
旧製品の21型が25,000~35,000円程度の費用で
ガラス交換を行ったという報告がネット上に見られるので、
それ以下には納まるものと思われる。思いたい。
10,000円ポッキリでガラス交換!と即答していただけたのなら
安心して購入して使い倒せるのだけどなぁ…。
他社製競合製品が続々と登場している事だし、
ここらでアフターサポートの良さで他社製品と差別化を図って
競争を勝ち抜いていただきたいところなのだが。
ガラスの交換費用について、続報があれば追記したい。
尚、誤解のないよう一応申し上げておくと
サポートセンターの方には整った日本語で
とても丁寧に対応していただきました。
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