DigiFi No.10 付録 USB DAC付ヘッドフォンアンプの
コンデンサを総とっかえしてみた。
使用したコンデンサは東信工業のハイグレード音響用コンデンサ、
UTSJシリーズ。 http://www.toshinkk.co.jp/product/pdf/2011/p62%20UTSJ.pdf
透明感のある繊細な音質でありながら、
バーンインが進むと低域もそこそこ力強く感じられるようになり
意外と悪くない印象。
ここから更に微調整していくつもりだったのだが、
思いのほか好ましい音が鳴っているし
見た目も綺麗にまとまったのでこのままでも良いかもしれない…。
ホワイトノイズは相変わらずのっているが、
HD595やHD650といった我が家の主力ヘッドホンにおいては
ほぼ無視出来る程度なのでそのまま放置する事に。
でもこれ、気になる人は気になるだろうなぁ。
例えばPLANEXのPL-US35APというUSBオーディオ変換アダプタは
二千円を切る価格にも関わらずノイズの類がほとんど無い。
音質面で優秀というわけではないのだが、
こういった物にあまり拘りを持たない者からすれば
ホワイトノイズの少ない物の方が良いように感じられる場合もありそうだ。
思い立ったら即行動、というわけで試しに家の者に
ブラインドテストをしてみたのだが、
案の定PL-US35APの方が良い音質だと言われてしまった。
Olasonicは戦略を失敗したかもわからんね。
私個人の主観としては、
空間表現と言い音の厚みと言い
DigiFi No.10付録の方が圧勝しているように思うのだが…。
ホワイトノイズさえ無ければ万人にお勧め出来そうな
安価で良い付録なだけに、ちょっと残念だ。
ところで、上の画像にもある通りケースを自作してみた。
材料はダイゾーの200円透明アクリル板(2mm厚)、
ホームセンターの3Mボルト・ナット・ワッシャーで
合計三百円ちょっとといったところ。
純正ケースのデザインに習ったつもりだったのだけど
何だか印象が全然違う…。
非常に簡単な作りだが、実用上は何ら問題無い。
侵入した埃はカメラ用ブロアーか何かで飛ばしてしまえば良いのだし。
強度も十分で、端子の抜き差しの際にたわむ事もない。
丁度良いサイズの汎用ケースが見つからないという方は
自作してみては如何だろうか。
アクリルの加工ってとても手軽で良いですよ。
HAKUBA ブロアープロCP KMC-32